日本医療機能評価機構より、当会に2022年9月30日付で書面が送付されてきました。
その内容は、従来の事実経過を説明しただけのものでした。
事実として、
制度設立当時は脳性麻痺時に対するエビデンスが乏しく、
制度自体が見切り発車であるために流動的に決めていくとされていました。
しかしながら、機構からの説明文には、不合理な基準(個別審査)で切り捨てられた家族への対応についての議論や実態調査の記載は全くありませんでした。
この度の書面によって、
『救済の可否の議論さえ行われずに余剰金の使途を決定したこと』が改めて機構から示された、と解釈いたしました。
私たち親の会一同は、
医学的に不合理な個別審査により補償対象外となった脳性麻痺児に対する救済に向けて、今後一層活動してまいります。
2022年10月
産科医療補償制度を考える親の会 一同
↓書面はこちら(全5ページ)